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訃報が飛び込んできた。8月15日午後8時29分、漫画「ちびまる子ちゃん」の作者であるさくらももこさんが乳がんのため死去した。53歳という若さだった。幅広い世代にファンを持つ同作品なので、多くの人たちが深い悲しみに暮れている。私もその一人だ。

ちびまる子ちゃんの連載が少女コミック誌「りぼん」で始まったのは1986年、TVアニメ化は1990年からだ。以降、国民的な人気アニメとして現在もなお放送されている。

ご存じの通り、ちびまる子ちゃんはさくらさん本人のことである。ストーリーはまるちゃんが小学3年生のころであり、舞台は当時の静岡県清水が中心となっている。

つまり、内容は完全に昭和時代を反映したものなのだが、TVアニメ化は平成に入ってからなので、人々の印象としては平成を代表するアニメ作品であろう。昨今は現代のアーティストやタレントなどともコラボしている。

間もなく平成の世が終わるが、昭和と平成という2つの時代をまたにかけて活躍したさくらさん(まるちゃん)。心よりご冥福をお祈りいたします。