安室ちゃん引退に贈るSUPER MONKEY’Sの至上の愛 : 90年代カルチャー倶楽部

　安室奈美恵が引退した。

　一夜明けた今日9月17日は「アムロス」が日本中を覆いかぶさっているようだ。私も昨晩はAbemaTVの特番「安室奈美恵伝説のライブ映像が復活 WE♡NAMIE FINALアンコールLIVE」を、自宅のPC前で一人、泡盛を飲みながら観て、安室ちゃんの幕引きに涙した。

　この引退の日は、安室ちゃんのメジャーデビューの日でもある。26年前、1992年9月16日に沖縄アクターズスクールのメンバーとともに、SUPER MONKEY’Sというユニット名で「恋のキュート・ビート／ミスターU.S.A.」をリリースした。

　たまに勘違いしている人がいるが、デビュー当時のSUPER MONKEY’S＝安室奈美恵 with MAXではない。この時にいたMAXのメンバーは、NANA（澤岻奈々子）とMINA（天久美奈子）だけであって、REINA（宮内玲奈）とLINA（松田律子）は後に加入する。

　SUPER MONKEY’Sの初期メンバーは、安室ちゃん、NANA、MINAに加えて、リーダーの牧野アンナさん、新垣寿子さんの5人である。現在、アンナさんはAKB48グループなどの振付師として活躍中。寿子さんもさまざまなアーティストの振付などを指導している。

　安室ちゃんの引退に際して、彼女たちはそれぞれメッセージを寄せている。NANAと寿子さんはSNSのアイコンをこの日に合わせて変えたりもした。皆コトバ少なめだけど、ともに沖縄から上京した“同志”である安室ちゃんへの至上の愛を感じるものである。